国別の接続事情は旅行のページにあるかもしれません。 トップページの「旅行」から探してみてください。
USB メモリを持って行けば、調べた情報を保存して持ち帰ったりできます。自分の携帯電話に microSD カードのようなメモリと USB ケーブルをつなげれば、それをコンピュータにつないで外部ディスク (リムーバブルディスク) として使えることが多いです。
ヘッドホンとマイクをつなげれば、スカイプ (Skype) で安く国際電話もできます。例えば日本の固定電話へは世界中から1分10円以下です。
ネットカフェには次のような問題があるので、自分のコンピュータを持って行きたくなります。
* 日本語入力できない場合は次を試します。ただ、Windows の CD-ROM を要求されることが多いでしょう。
方式 | 使える国 | 日本でのサービス |
---|---|---|
W-CDMA | 主に先進国 | FOMA、SoftBank |
CDMA2000 | 主に北米 | au |
GSM | 日本と韓国以外ほとんど世界中 | なし |
PDC | 日本独自 (NTT が開発) | mova |
同じ方式でも細かい違いがあるのと、海外で使うための手続きが必要だったりするので、自分の携帯電話の説明書などで確認します。 FOMA は1台に GSM と W-CDMA の2つの無線機が入っている機種が多いので、 あちこち出かける人は便利でしょう。 海外では GSM 電話機をレンタルする方法もありますが、ネットを使える保証がないです。
無料で WEP/WPA キー (パスワード) が不要のアクセスポイントは簡単に使えますが、保安面で少し不安です。 よく管理されているアクセスポイントは有料なのはよいとして、支払いページが現地語だけのことがあるので、現地の方の助けを借ります。
ダイアルアップの節で説明する iPassConnect は公衆無線 LAN にも対応していて、使える場所を表示したり接続してくれたりします。公衆無線 LAN は料金設定が1日単位で割高なことが多いですが、iPass は1分単位の場所が多いです。
料金は現地の電話代と1分5円から数十円の接続料で、ネットカフェよりは高めですが、メールを書いている間は切断しておけば安く済みます。接続の設定は iPassConnect というプログラムが自動でやってくれます。ホテルの部屋からはゼロ発信、北米では9発信のことが多いので、ホテルの説明書きで確認します。
ドイツ、イギリスなど一部の国では電話のコネクタが日本と違うことがあるので、できればその国用の変換コネクタを用意します。 ホテルの部屋の電話につなげなくても、ファックスを借りられればそこにつなげることが多いです。また、発展途上国でよく見られるような有人公衆電話があれば、つながせてもらえないか交渉します。
携帯電話とコンピュータを USB ケーブルなどでつないでダイアルアップ接続する方法もあります。 対応する機種が限られているのと、パケット通信では電話代が高額になりがちなので国内では回線交換で接続するなど注意が必要です。
iPassConnect は Windows と Mac OS 用だけ提供されています。Linux や PDA などでは、別の機械の iPassConnect でアクセスポイントの電話番号を調べて自分でダイアルアップ接続を設定します。PPP のユーザ名は IPASS/メールアドレス
、パスワードは日本の接続業者のものでつながることが多いです。
契約時には海外でiモード (パケット通信) を使えません。iMenu から料金→オプション→海外利用設定で使えるようにしておきます。
3G と GSM の両方に対応している機種では、ネットワークを自動検索すると接続が遅くて電池が速く減ります。 自分の行く場所で使えるネットワークに固定するとよいです。 メニューから設定、ネットワークのような場所で設定できます。 おおまかに、日本など先進国では 3G、 ヨーロッパやアジアでは GSM 900/1800、北米や南米では GSM 1900 が多いです。
コンピュータを携帯電話につないで使う場合、海外からは 64K 回線交換でつなげません。 mopera U に契約するとパケット通信は海外から使えます。 2008年4月現在、U ライトプランなら月額基本料が使った月だけ315円です。 パケット代が1パケット0.2円、100KBで約200円なので、高額にならないよう注意が必要です。