南緯8度で、南十字星が見えます。北斗七星のひしゃくの先にある2つの星を5倍伸ばすと... 地平線の下です。
平均気温は年間を通して約27度。湿度が高く、昼間歩くと汗が吹き出します。7月から9月が弱い乾期です。
外国語は、英語がもっとも通じ、日本語も観光地では少し通じます。人口の7割が観光に従事しているとのことで、英語は日本より通じます。ただし、英語、ましてや日本語を話す人は、信用できる人の割合が下がります。
レートからわかるように、やたらと数が大きくなりがちです。1万円両替すると、約800,000ルピア、10,000ルピア80枚の札束が返ってくることがあります。会話ではゼロを3つ取って話すことが多いです。つまり、値段を聞いて20(dua ratus)と言われれば、20,000ルピアのことを意味します。
硬貨を見ることはあまりありません。写真の右下にある緑の包みは、あめです。100ルピアの代わりに良くもらいます。
物の値段は定価が無いことが多く、交渉で決まります。英語や日本語で話すと、値段は相場の10倍以上になることも多いです。現地の人は1食1,000ルピアもあれば食べられますが、我々はもっとも頑張って3,000ルピアでした。まずスーパーマーケットに行って、相場を覚えましょう。そして、少しでもインドネシア語を話しましょう。
月を基準にした独自の暦を持っていて、写真のような縦書きのカレンダーをよく見かけます。お祭のスケジュールはこれを見るとわかるようです。
ちなみにインドネシア全体では、ヒンズー教、イスラム教、仏教、キリスト教がまんべんなく存在し、これが多くの宗教抗争を生んでいます。
首都ジャカルタに国際ローミング(iPassやGRIC)のアクセスポイントがありますが、混んでいて話中のことが多いです。さらに、バリからの長距離電話では雑音が多くてつながらないことも多いです。3回に1回くらいしかつながりません。
電源は220V、コンセントの形は丸ピンのC型です。電話は日本と同じRJ-11プラグが使われています。電話線の規格が日本と違う(25Vしかない)ことがあります。電話はwartel(ワルテル)という電話屋さんみたいなところを使います。しかし、RJ-11プラグが使えるのは3つに1つほどです。右下の写真は、Windows CE機をwartelでつなぐの図。
Internet cafeは1時間まで75円。タイでは1分7円だった? ジャカルタまでの通話料は1分で昼間50円、夜は8円。田舎はこの倍。