制限速度は高速道路が 130km/h、一般道路が 90km/h と日本よりかなり速い。運転が荒いと何人からか聞いたが、無理な割り込みも追い越し車線を遅い車がふさぐことも少なく、かえって日本より秩序が保たれている。
ガソリンスタンドはセルフで、現金か会員カードを機械に入れるか、給油後レジで精算。クレジットカードを機械にさすものは見られなかった。1リットル1.14ユーロ (163円)。同時期の日本は125円。
ベルギー南部から西部に早く抜けるためフランス領内のリール (Lille) を経由する。高速道路で国境を越えたが、写真のように3車線から1車線に狭まって、監視小屋はあるけど人はいない。EU どうしでないドイツとオーストリア国境の場合は高速道路は料金所のようになっていた。
街中では「停めるとレッカーします」をよく見る。市街地ではパーキングチケットを自動販売機で買う。取り締まりが厳しいので地元の人も真面目に買っている。写真はゲントのもので、30分30セント、時間が長いほど時間単価が高くなる。休日無料の所も多い。
ブリュッセル - アントワープ間は間は1時間に2本くらい特急 (IC、Intercity) が走っている。1時間10分。6ユーロで日本の JR と同じくらい。切符は現金やクレジットカードは自動券売機では買えず、窓口で買う。改札はないが車内で必ず車掌が切符を見に来る。幹線以外では車掌は英語を話さない。車内は携帯電話で話している人も多い。着メロはアジアだけの文化で欧米の人は音の悪い音楽を嫌うのかと思っていたら、最近は単音の着メロを使う人が増えた。
郊外に向かう電車はそれなりに古くて、がらがらにすいている。今だに国鉄だからか。
案内は絵文字 (ピクトグラム) が多くて言葉が通じない旅行者にはありがたい。