パリ東駅から電車で1時間15分、シャンパーニュ地方に入ると、山の斜面にぶどう畑が広がります。エペルネー駅から歩いて10分ほどで高級シャンパンの代名詞、ドン・ペリでおなじみのモエ・エ・シャンドンの工場に。入口にはドン・ペリニョン博士の銅像が。
ドンペリでおなじみのモエ・エ・シャンドンの工場見学。カーヴと言うより工場。1時間のツアーは英語もあります。フランス語なまりがきついですが、fermentation(発酵)、sediment(澱)など基本的な単語を知っていると大丈夫です。見学の参加者はそれほどワイン好きが多いわけではなさそうなので、気楽に参加できます。
聞き取れた要点は次のとおりです。
試飲ではドンペリが飲めるかと期待して行っきましたが、Brut Imperial 1995, Brut Imperial Rose 1995の2種類でした。使っている葡萄の割合はそれぞれ次のとおりだそうです。
品種 | Brut Imperial | Rose |
---|---|---|
Chardonnay | 40 | 35 |
Pinot Noir | 50 | 60 |
Pinot Meunier | 10 | 5 |
日本でほとんど見かけない、Nectar Imperial(写真右)と1er Cru(左)を買ってみました。NactarはDomi-sec(やや甘口、モエはほとんど辛口)で、とても上品な甘さ。鶏肉に合いそうです。1er Cruはかなりドライで後に引きません。写真中央のバケツのようなものはワインクーラー。
スペインに向かう途中、フランスでも最も高級なワインが作られる(と思う)ボルドーに立ち寄りました。メドック、ソーテルヌなどいくつか生産地があり、鉄道で行けるサンテミリオンに行くつもりでしたが、予定していた列車がサンテミリオンには止まらないことがわかり、残念ながら市内観光に。1日使えれば、ツーリストインフォメーションが主催するシャトー巡りツアーを使うのがいいかもしれません。
大劇場と、ヨーロッパ最大の広場であるカンコンス広場にある噴水。
もちろん、ワイン屋は街中にあります。
ワイン博物館、ヴィノラマ。人形と英語テープでワイン作りについて説明してくれます。試飲が興味深く、次の4種類のワインを試せます。
自転車の警官。さすがツール・ド・フランスの国。
歴史的な街並をそのまま保存していて道路が狭いので、渋滞は激しい。バスの運転手も新聞を読みながらの運転。