たくましいバンコク市民の生活情緒です。
コンピュータを買う時、ハードウェアにかける費用とソフトウェアにかける費用との比はアメリカの場合1:1くらいと言われています。バンコクではこの比が100:1くらいなのではないでしょうか。ソフトウェアにかける費用を抑えているのは、もちろん違法コピーです。
ここは、パンティーププラザというコンピュータのデパートのようなところです。左の写真のように立派な建物です。右の写真のように内側も近代的で立派です。
右の写真は、ある店の棚です。ふつうコンピュータのソフトは箱に入って売っているはずですが、CD-ROMむき出しです。よく見ると、ラベルはインクジェットプリンタで印刷したものです。Product Key(暗証番号)も表に書いてあります。Windowsは100バーツ程度で売られています。
ここには「Adobe Collection 2000」というCDがあって、99バーツでした。そんな製品あったかなと思いきや、単にIllustratorとかPhotoshopとかCD1枚に入りきるだけ詰め込んだだけでした。
ためしに「Oracle 8ください」と言ってみたところ、「今からCD焼きますから、5分待ってください」と言われました。まるでハンバーガーでも買う気分です。
ハンダゴテやテスターを握る人を街中で見掛けます。プレイステーション、携帯電話、なんでも改造します。
FujibishiとかCasikoとかパチモンは街中で見掛けます。
多彩な足技が冴えるタイ式ボクシング。キックが決まってダウンするとかなり盛り上がります。キックが出るぞと思ってシャッターを切っても間に合わないほど一瞬の出来事です。
左下の写真は、試合の前に踊るワイクー。選手によって個性があります。
右下の写真は、3階席で賭けに興じる人々。リングサイドより3階席のほうが盛り上がっています。指を2本上げている人は「ソンロイ、ソンロイ(200、200)」と叫び、200バーツの賭けを受けてくれる人を探しています。株の売買のように相対取引のようです。しかし、どちらにどのように賭けているのかは最後までわかりませんでした。
タイでは博打は禁止されています。このスタジアムでは、警官にお金を渡して解決していました。(決定的瞬間が写真に撮れなくて残念:-)
チャオプラヤー川にほど近い、世界一の安宿街。世界中のバックパッカーが集まってきて、独特の雰囲気を作っています。
左の写真は1998年、右は2008年。高い建物が増えて、看板が欧米化して、歩行者天国になってます。
ゲストハウス(安いホテル)は1泊80バーツから500バーツくらいまでいろいろあります。次のものが装備されているかどうかで価格が変わります。
左は尋ね人のビラ。カオサン通りでいくつか見付けました。恐い。
右は2008年でも健在のニセ身分証明書屋:)