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タイの公共交通
黒字は1998年に書き、茶色の字は2008年に加筆しました。
バンコク市内を走る乗り物。多彩な乗り物を使いこなせば、速く移動できるようになります。しかし、地下鉄やモノレールはありません。建設中のようです。
1999年にスカイトレイン (BTS、高架鉄道)、2004年に地下鉄が開通しました。建設や資本で日本も参加したようです。
メータータクシー
車の上に「TAXI-METER」と書いてあるやつ。日本のタクシーと同じように、走り出すときにメーターのStartボタンを押します。
初乗は2kmまで35バーツ、以後1kmごとに約5バーツ。遠くに行くほどレートが悪くなります。実際に、日本のタクシーとは逆で、運転手はロングを嫌がります。渋滞すると時間により加算されます。バンコクの市街を端から端まで走ると、道路がすいていれば100バーツ程度です。
1998年から2008年まで運賃が変わってません。この間ガソリンの値段は5倍以上、だいじょうぶ?
バンコク市内からスワンナプーム国際空港まで30分、300バーツ弱 (約1000円)、高速道路が25バーツでした。
メーターが付いているからといって、安心はできません。「Are you Japanese?」と聞かれて「Yes」と答えた途端にメーターのStopボタンをプチッと押し、相場の何倍もの値段を要求されたりします。その場合は強い態度に出ましょう。さすがに70バーツ程度のところを700バーツと言われたときにはブチ切れました。
ちなみに、流しで走っているタクシーを止めるには、手を上げるのではなく斜め下に出します。
タクシー
車の上に「TAXI」と書いてあるやつ。乗る前に行き先を言って、値段を交渉します。日本人と見ると相場の2倍以上の値段を平気で吹っかけてきます。その場合、「メータータクシーではいくらだった」と値段を提示して交渉をまとめます。
乗る前に値段を決めるので、渋滞しても値段が変わらないという利点はあります。
ぼったくりタクシーには、次のような特徴があります。
- 呼んでもいないのに自分から止まる。
- 仏像や王様の写真が無いなど、信心深い雰囲気がない。
- シートベルトを締めていない。
- 髪を染めているなど、見るからにチンピラっぽい。
トゥクトゥク
カブの駆動系を3輪にした感じです。やはり交渉制です。
バンコク市内の観光地で、「1時間20バーツでおもな名所を回ります」と
声を掛けてくるトゥクトゥクがいます。これに乗ると、いろいろ回ってくれるのは
いいのですが、宝石商などに連れていかれて高い買い物を迫られます。
運賃が安いのは運転手が宝石商などからガソリンのクーポンを
もらっているからです。買い物はしなくてもいいのですが、店の中で10分ほど
時間を潰してあげましょう。
ソンテウ
3輪トラックにベンチと幌を付けた感じ。バンコクでは見かけません。乗合になっていて、同じ方向に行く人と一緒に乗れば安くなるようです。
モトサイ
モーターサイクルのことです。バイクのタクシー。1回も乗りませんでした。混んでいるバンコク市内では良さそうですが、運転はかなり恐そうです。写真のようにベストを着ています。
ボート
涼しく、渋滞知らずのボート。写真はチャオプラヤーエクスプレス。バンコク市街の端から端まで乗って30分、6バーツ。安い。
バス
バンコク市街の端から端まで乗って、エアコン無しで5バーツ、エアコン付きで8バーツ。乗り込むと車掌がやってくるので、行き先を告げて切符を買う。無料で配っている広告付きの地図を見ると通りを走っているバスの番号がわかるので、タイ文字が読めなくても大丈夫です。
タイ式バスの作り方:
- いすずの4トントラックのシャーシを日本から中古で買う。
- バスの車体を付ける。
- ベンツのマークを付ける:-)
利用者が少ない路線はバンもあるようです。
写真はスワンナプーム国際空港で、カオサン行きの556系統に canceled と手書きしてあったので周りに聞いたら、シャトルバスで10分くらいの Public Transportation Center (公共交通センター) からになったとのこと。
ほかの路線が35バーツなのに556だけ70バーツで時刻表なし、6人乗ったら走り出しました。高速道路でほとんどノンストップで快適です。
鉄道
バンコクからアユタヤーまで2時間弱。3等(エアコンなし)で15バーツ。日本のむかしの列車のように、ドアは空きっぱなしで走る。水や焼き鳥などの車内販売(というより行商)がある。30分遅れは当たり前。(外観の写真を撮るのは失敗しました。)
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