Linux 環境については、browncat.org さんのページに詳細な解説あり。Red Hat 8.0、9.0、Fedora Core 3 (FC3) でも普通にインストーラが終了、X も含めて問題なく動作。周辺装置の動作状況も同じ模様。
ACPI 対応のカーネルを上記 browncat.org さんのページから利用させていただく。
cd /; tar xfj kernel-bin-2.4.18-y4.tar.bz2 mkinitrd -f /boot/initrd-2.4.18-y4.img 2.4.18-y4 ln -s /usr/src/linux-2.4.18-y4 /usr/src/linux /etc/grub.conf を変更: kernel /boot/vmlinuz-2.4.18-y4 ro root=/dev/hda1 \ apm=off acpi=on idebus=50 resume=/dev/hda3 (実際には1行) initrd /boot/initrd-2.4.18-y4.img
2004年12月、kernel 2.6 を使いたかったので Fedora Core 3 に変えてみる。標準で ACPI に対応しているがハイバネーションはできない。2007年7月にハードディスク交換のついでに Fedora Core 6 を試すが、package for incorrect arch で入らない。Transmeta Crusoe にはもう対応していない。
以下、ちょっと試しただけ。
/etc/sysconfig/network-scripts/ifcfg-ppp0 に PAPNAME="ユーザID" を追加。
/etc/sysconfig/network-scripts/chat-ppp0 に 'OK' 'ATDT03xxxxxxxx' のように電話番号を指定 (元のファイルがどうなっててどう修正したか忘れた:-)。
/etc/ppp/pap-secrets に ユーザID * パスワード * を追加。
以上の設定で、 ifup ppp0 で接続。
モデム関連の PCMCIA カードは、手持ちのいくつかのアナログモデム、携帯電話、PHS のいずれも問題ない。PHS の評価は評価ページ参照。
低速通信環境でも速くメールを送れるよう /etc/mail/sendmail.cf に DSsmtp:[SMTPサーバのIPアドレス] を追加。 さらに DNS でアドレス解決しないよう /etc/mail/service.switch に hosts files の1行を。
ISL3890 チップの corega WLCB-54GT も (2) の方法で動く。ほかの方が成功してる prism54.ko + 1.0.4.3.arm はなぜか動かない?
modprobe open8180 でカードを認識する。付属のスクリプトをヒントに iwpriv wlan0 enable を実行すると LINK ランプが光って使える。 iwconfig wlan0 で接続状態が見えるが iwlist wlan0 scan に対応していないので公共の場所にある親機を探すのに不便。 しかし dhclient wlan0 のように DHCP クライアントになるし正しく IP 通信できる。 ESSID を意識せず使えるので、確実に接続できることがわかっている場所では便利。
Sourceforge から ndiswrapper をダウンロード、make、make install。Realtek のドライバダウンロードページから Windows 用ドライバをダウンロード。ndiswrapper -i NET8180.INF して ndiswrapper -l でカードを認識していることを確認。
modprobe ndiswrapper で動作する。 iwlist wlan0 scan で親機を探せ、 iwconfig wlan0 essid xxx で ESSID を設定、 WEP key が指定されているなら iwconfig wlan0 key s:xxx のように設定すると LINK ランプが光って使える。 dhclient wlan0 で DHCP クライアントに。
Fedora Core 3 (FC3) の場合、/etc/modprobe.conf に alias wlan0 ndiswrapper を追加して /etc/sysconfig/network-scripts/ifcfg-wlan0 に次のように書くと、ifup wlan0 で一発で使えるようになる。
DEVICE=wlan0 BOOTPROTO=dhcp ONBOOT=no TYPE=Wireless ESSID=xxx
xawtv のソースコードを拾ってきて、 configure、make、make install。 configure の時に X と libjpeg がサポートされていることを確認。
動画カメラ Logicool Qcam Instant Messenger QV-61 をつないでみる。 ドライバは gspcav1 が使えた (kernel 2.6.10 以前は spca5xx)。 make、make install。modprobe gspcav1 してカメラをつなぐと /dev/video0 ができて xawtv で映像が見える。 xawtv に付属の webcam を使うと、数秒ごとに JPEG ファイルに記録したり FTP サーバに送ったりできる。
USB 接続のテレビチューナ Hauppauge WinTV USB をつないでみる。 ドライバは usbvision が使えた。 make、make install。modprobe usbvision してチューナをつなぐと xawtv で映像が見える。
USB ポートにさすフラッシュメモリドライブや MP3 プレイヤのために次のように /etc/fstab に追加。Pocket Provider IO DATA USB-ED2、NOVAC 販売の MP3 Walker で動作確認。
/dev/sda1 /mnt/sda1 vfat user 0 0 /dev/sdb1 /mnt/sdb1 vfat user 0 0
機械が小さいだけに、作業はケーブルを切らないよう注意する。次の手順で分解。